12歳の台所
今日のお昼↓
青菜の漬物チャーハンと、味噌汁と昆布巻。
青菜の漬物がたくさんあるのでチャーハンにしてみた。焼豚とかが入った中華のチャーハンよりも、こういう和風のが好き。じゃこと鮭フレークが入ってます。
味噌汁は朝ごはんの残り。娘が作ったもの。
最近毎日のように娘が朝ごはんを作ってくれる。
以前こんな本を読んだことを思い出す↓
小さい頃にお母さんを亡くしてから、ずっと台所に立つ女の子の話。
悲しみや苦労の中でも健気にご飯を作る姿に感動する、いい話。
うちの台所に立つ娘も、もう12歳になった。
この本を読んだのは確か娘が4年生の時。
ちょっとずつ料理をするようになって、ご飯を炊いて味噌汁を作ることを覚えた。
包丁は幼稚園の頃から使っていたけど、いざ自分一人で料理となると、味噌汁を作るだけでも大仕事。
やっとのことで出来上がった極薄の味噌汁が懐かしい。
今はもうご飯を炊く火加減や、味噌汁の濃さもばっちり。冷めないように手際よく作業することも身に付いてきた。
おかげで私は朝時間に余裕が持てる。ご飯ができるまで、洗濯物を干したり、布団を畳んだり。
実は娘が朝ごはんを作るのは、お小遣い稼ぎのためだ。
「朝ごはんを一人で作ってくれたら100円」というのは、我が家では他のお手伝いより割りがいい。
買いたいものがあったり、友達とお出かけする予定ができると、いつもはぐうたらな娘が早起きして朝ごはんを作り出す。
本のはなちゃんのような健気さはないけれど、100円のお手伝いさんならこちらにとってもありがたいし、しっかり料理も身に付くのだからよしとしよう。