家にいられないなら
週末の夫との会話で、衝撃の一言。
「コロナ関係なく、多分ずっと在宅勤務だよ」
ああ、これを聞いたときの絶望ときたら…
ずっと、「あとちょっと…!」
って思ってた。
コロナが終息して以前の生活が戻れば、私の居場所も戻ってくる。
それまでの辛抱だ!!
って。
それは緊急事態解除までなのか、はたまた年度末までなのか、ワクチン接種が実現するまで続くのか…
でも、どっちにしても、あとちょっと…あとちょっと…。やっと終わる!我慢の日々が!不自由な日々が!
と、思って最近過ごしていたわけです。
ところが、衝撃の、
「コロナ関係なく、在宅勤務だよ」
ああ、何かが崩れ去る感覚。
え?ずっとこの生活?まさかだよね?
私はこれからもずっと、
「自分の空間、自分の時間」を持てないまま生活しなきゃいけないの?
もちろん声には出しません。
「えー…そうなんだ…」
とボソッと言って、つかの間言葉も出ず放心状態。
前々から私が夫の在宅勤務を嫌がっていることは薄々分かっていたみたいだけど、
「そんなことお前関係ないやん。何が嫌なのかわからん」と。
そうですね。確かに。お昼ご飯を作る必要もないし、電話とパソコンの音を気にしなければ特に不自由はないはず。
でも、
好きなように音楽をかけて、
好きなように掃除機をかけて、
のんびりと自分のためだけにお昼ご飯を作って食べて、
疲れたらちょっと昼寝をして、
肩が凝れば癒しの音楽とともにヨガをして…
そんな自由が大幅に制限されることなんて、
そして、自分でも説明がつかない「夫がいるだけでイライラしてしょうがない」というストレスも、
きっと全く理解できないでしょうね。
さあ、これからどうするか、考えなきゃいけない。
とりあえず、今日はスタバ。
無駄遣いも気にせずシフォンケーキ。
平日の午前中、しかもコロナのせいもあって間隔を空けられた座席は、回りに他のお客さんがいても落ち着くなぁ。
家で夫の気配にイライラするよりずっといいかもしれない。
そのための経費(スタバ代)なんて安いものかもしれない。
家にいられないなら、他に心地よい場所を探すしかない。
そろそろお昼。もう夫は営業に出たかな?
もしまだ家にいたら、今度はいつもの河原を散歩でもしようか。