別居を申し出たところ…
毎日在宅勤務になってしまった夫にモヤモヤ(イライラ?)する日々が続いていた。
できるだけ自分が外に出て気晴らしをしたり、開き直って家で過ごしてみたり。
けど、やっぱり「家で一人で自由気ままに過ごす」という時間は、
私にとってとても大事なことだ。
これからもその大事な時間が奪われ続けると思うと、本当に絶望的な気持ちになる。
私の居場所はどこ?
なぜ自分の家で自由に過ごせないの?
他の何か(お金とか)を我慢してでも手放したくない。
一方夫はそんな私の気持ちなど知る由もない。
会社に行こうにも行けないのだから、どうしようもないと思って我慢してきた。
でも、やっぱり我慢はよくない。
思い切って心の片隅に密かに持っていた禁じ手、「別居」を申し出ることにした。
夫がどう反応するか、予想もつかない。
一波乱起こる可能性も高い。
できるだけ深刻にならないように話そう。
・コロナが終わっても在宅が続くようなら家族としては落ち着いて過ごせないこと。
・子供も大きくなってきて、どっちにしてもそろそろ3LDKでは狭くなってくること。
・別居はお金がかかるけど、今のマンションは中古で買ったし、新築の一軒家を買うよりずっと安くあがること。
など、冷静に淡々と、
「近所にワンルームを借りるという案はいかがでしょう?」
という感じで軽く話をふってみた。
予想通り最初は「は?なにそれ?」と驚いている様子。
ただ、怒るようなことはなく、私の言うことにも「まあ確かに…」と納得する感もあり。
一旦「じゃあちょっとワンルーム探してみようか…」という話になった。
まさかの「OK」に、私の方がびっくりして、
「これで夫との生活は終わるのかぁ」(いつかまた同居に戻る可能性もあるけど)
と、ちょっと感慨深くもありつつ、でも羽が生えたように心が軽くなっていた。
ところが後日の会話の中で、勘違いが判明。
どうも夫は「別居」ではなく、「日中の仕事部屋」をイメージしていたようで…
「生活を別にするのは勘弁して」と。
夫もかなり「一人大好きタイプ」なので、なぜ別居を嫌がるのか真意は分からないけど、(なんで?と聞いても「なんとなくイメージが湧かない…」とか言うだけ)
近所に住んで、私が掃除も洗濯もします。と言っても、
そういう問題じゃないらしい。
「別居婚」って、自由でイマドキで楽しそうだと思うんだけど、
昭和の香りの強い夫にはやっぱりマイナスイメージが強いのかな?
で、どうなったか。
実は会社には、週2回は出勤してもいいらしく、
「とりあえず週2は会社行くから…」
ということで一旦別居の話は見送りに。
ああ、張り切って物件探し始めてたのに…。
っていうか、一切出勤禁止かと思ってたのに、違ったのね…。
やはり夫は、自分が家にいることが私にとってストレスになるとは1ミリも気づいていないようで…。
こんなにも毎日あなたを避けて外出しているのに、、
男性ってほんとうに鈍感。。
そんなわけでとりあえず、週に2日は1人で家にいられるようになって、少しは状況改善。
夫にしてみたら妻の別居発言は結構な爆弾だったのかもしれない…。
最近は出勤の2日以外も営業の外回りの後こっそり会社で仕事するようになり、帰りが少し遅めになった。(在宅勤務の日も午後からは少し営業にまわるので)
おかげで子供の生活リズムが良くなったけど、お父さん追い出したみたいでちょっとかわいそうかな?(笑)
とりあえずそんな感じで、またもう少し子供が大きくなる数年後まで別居はおあずけになりそうだ。
そんなわけで、今日は家にいられる日。最近はお昼にはサンドイッチが多い。
ハムとチーズとレタスサンド。